暑い日には水遊びで冷たさや心地良さをたくさん味わってきました。その中でも子どもたちを夢中にさせたのは泡あそび。そーっと触れてみたり、ぎゅっと握ってみたり、バケツで集めたり、そのフワフワで柔らかい泡の感触を手でじっくり味わい、光が当たってキラキラ光る様子を目で楽しみ、泡で遊ぶ子どもたちの表情は真剣です。
手や指先にはたくさんの感覚が集まっていて、”第二の脳”と言われるぐらい大事な役割を担っています。手指の発達は、脳の発達に大きな影響を与えます。泡や泥、スライムや小麦粉粘土などいろいろなものに触れ、脳が育つ大事な時期に、様々な刺激を敏感に感じとる経験を大切にしていきたいと思っています。
晴れた日には気温も上がり園庭では気持ちのいい水を求め集まってきます。保育士がホースで水を撒くトンネルの下を駆け抜けたり、シャワーの水をつかもうと手を伸ばし、水の心地よさを感じ楽しんでいます。
”なんだろう”と好奇心旺盛に近づいていき、様々に形を変える水や泥に夢中です。子どもたちは遊びを通して好奇心を養い、興味や関心がある物に対して集中して取り組み、思い描き想像する力や自ら作り出す創造力、やり遂げる力など様々な力を獲得していきます。