ホースでつくる水のトンネル。”一人で通るのはドキドキするけれど、みんなで手をつないだら行けるかな…”
”とおれた~!”手をつないだ友だちと笑い合い ”楽しいね” ”一緒だね”と、気持ちが通じ合い喜びいっぱいです。
”同じことがしたい” ”一緒にやりたい”という気持ちから、友だちとのつながりも生まれ深まっていきます。時には主張し、思いをぶつけあうこともありますが、友だちの存在を知り、かかわりを楽しんでいます。
”さわりたいけど…どうしよう” 少し怖がり、スコップで泥をすくい様子をうかがっていた夏のはじめ。
今では、泥をつかみ、水たまりに落として跳ね返る水しぶきに喜ぶなど、日に日に活発にダイナミックに楽しんでいます。
様々に形を変える泥や泡、水、氷は不思議で魅力的です。じっくり見つめ、触れて感じるなかで”こうしたらどうなる?”と想像力を膨らませ、”やってみよう!”と何度も確かめ夢中で遊びます。
スポンジからポトポト落ちる水を”なんだろう?”と興味津々で見つめます。しばらくすると”さわってみよう~”と手を伸ばし、濡れた自分の手を見て”これはなに?”と不思議そうな表情です。保育士が「つめたいね」と声をかけると、嬉しそうに何度も手を伸ばし心地よい水の感触を楽しみます。
目に見える周りの物事に興味を示し、それがどんなものなのか”知りたい” ”確かめたい”と、じっくり見たり、触ったり…子どもたちは毎日探索行動を繰り返してます。”なんだろう?”と考える子どもたちと同じ目線で一緒に見つめ、”やってみよう!”と自ら動き出す好奇心の芽生えを大切にしています。