大規模地震の発生時、安全に避難できるように第2避難所の図書館までの経路を確認しながら避難訓練をしました。
毎月の訓練で大きい子たちは、怖がらず保育士と一緒に安全な場所に避難し、防災頭巾も嫌がらずかぶれるようになってきました。
園では大切なお子さんの命を守るため、毎月火災・地震を想定した消火・避難訓練を行っています。また自家発電機の運転や炊き出し、テントの設営なども実際に行ったり、防災備蓄品の見直しを行い、いつ起こるか分からない災害に備えています。
朝早くの雨と風…と天気が心配されましたが、元気いっぱいの子どもたちの願いも届き無事南部丘陵公園へ遠足に行くことが出来ました。
公園では、お父さんお母さんと一緒にドキドキしながらシーソーに乗ったり、長いローラー滑り台を「もう1回!」と何度も滑り楽しみました。
お昼が近づくころには、疲れて「抱っこ…」の声が聞こえてきましたが、「お弁当食べようか」と言うと、「たべるー!」と朝から楽しみにしていたお弁当を思い出し元気よく走り出します。
親子で楽しくお弁当を食べた後は、いろいろな形のどんぐりやどんぐりの帽子を拾い集めたのをお土産に大切に握りしめ帰りました。
次の日「遠足たのしかったね~」「また行きたいね」と話し、おままごとでお弁当を作り楽しんでます。
1歳児さんは園のすぐ隣の三滝川の河原へ出かけました。天候にも恵まれ、広い河原に着くとお父さんさんお母さんが一緒という喜びいっぱいな子どもたちは、元気いっぱい走りだします。
大きな葉っぱを見つけると顔を隠していないいないばぁをしたり、赤い草の実やねこじゃらしを大事に握りしめお母さんに”どうぞ”と手渡しにっこり微笑みます。
そりに乗って大喜びすると今度は友だちを乗せて引っ張ってあげたりと、たくさん身体を動かしお腹が空くと、朝早くから作ってもらったお弁当を嬉しそうに頬張るなど、親子で楽しい時間となりました。
秋になっても汗ばむ暑い日が続き、園庭で子どもたちとボディーペインティングをしました。
始めはドキドキしながら絵の具にそーっと指先をつけ”どろどろ~ぬるぬる~”っとした触り心地に少し驚いていましたが、絵の具のついた指を紙の上で動かすと混ざり合った線ができ興味津々見つめます。
何度も描いているうちにだんだん絵の具の感触にも慣れ、指から手へと絵の具をのばし大きな紙に手形をつけたり、保育士や友だちと絵の具の手をタッチしたり、体に塗り合い、絵の具の感触や色の変化を全身で楽しみました。
しゃぼん玉がふわふわと飛んでいく様子に”なんだろう”と興味津々。じっと見つめたり”さわってみたい”と好奇心を膨らませ夢中になって追いかけます。”すごい!””ふしぎ~?”と周りの出来事に感動したり、”あれっ?””どうして?”と驚いたり、いろいろな発見を楽しむ子どもたちの表情は生き生きとしています。
暑い日には水遊びで冷たさや心地良さをたくさん味わってきました。その中でも子どもたちを夢中にさせたのは泡あそび。そーっと触れてみたり、ぎゅっと握ってみたり、バケツで集めたり、そのフワフワで柔らかい泡の感触を手でじっくり味わい、光が当たってキラキラ光る様子を目で楽しみ、泡で遊ぶ子どもたちの表情は真剣です。
手や指先にはたくさんの感覚が集まっていて、”第二の脳”と言われるぐらい大事な役割を担っています。手指の発達は、脳の発達に大きな影響を与えます。泡や泥、スライムや小麦粉粘土などいろいろなものに触れ、脳が育つ大事な時期に、様々な刺激を敏感に感じとる経験を大切にしていきたいと思っています。
晴れた日には気温も上がり園庭では気持ちのいい水を求め集まってきます。保育士がホースで水を撒くトンネルの下を駆け抜けたり、シャワーの水をつかもうと手を伸ばし、水の心地よさを感じ楽しんでいます。
”なんだろう”と好奇心旺盛に近づいていき、様々に形を変える水や泥に夢中です。子どもたちは遊びを通して好奇心を養い、興味や関心がある物に対して集中して取り組み、思い描き想像する力や自ら作り出す創造力、やり遂げる力など様々な力を獲得していきます。
子どもたちが絵の具でスタンプした紙を短冊にして、お家の方と願い事を書いてきてもらって笹に飾りました。
七夕飾りを見つけると「あーっ」と指差し、上を見上げます。「きれいだね~」と♬たなばたのうたを歌うと一緒に歌ったり体を揺らしたりして楽しんでいました。
また廊下では天の川の飾りがキラキラ揺れるのを見て、「わぁ~」と目を輝かせていましたよ。
西浦保育園の子どもたちが健やかにたくましくおおきくなりますように…そしてみんなの願い事がかないますように。
4月の入園時はハイハイだった0歳児の子どもたちも、つかまり立ちや伝い歩き…そして一人でよちよち歩き始め、最近では「まてまて~」の声に「キャー!」と小走りに逃げていき大笑いです。出来る事が増え自信がついてくると、今度はろくぼくのはしごや斜面登りなど新しいことに挑戦です!「大丈夫かな?」と傍で見守る大人の心配をよそに、「上まで行くぞ!」とまっすぐ前を見つめ真剣なまなざしで進んでいきます。
”この坂は行けるぞ””ここはこわいな…座っておりよう”など、小さい子どもたちでも色々考えていますよ。危ないからと止めるばかりでなく、時はすぐに助けに行けれるようそばにつきながら、子どもたちの”やってみたい”を応援していきたいと思います。
1番小さいうさぎ組に新しいお友だち(4カ月2人、5カ月1人)が入園し、泣き声もにぎやかになってきました。
部屋からは”抱っこがいいよ~””眠たいよ~”と毎日元気な泣き声が聞こえています。まだまだ泣くことでしか思いを伝えれない子どもたちですが、泣き声の中にある思いは様々。
「抱っこが良かったんだね」「お腹も空いたね。ミルク飲んで寝ようね」など、一人ひとりの思いを丁寧に見つめ、応えていく事を大切にしています。”分かってくれた””思いが伝わった”という経験を繰り返す中で、人とかかわる心地良さ、気持ちが通じ合う喜びを感じてほしいなと思います。