園庭へ遊びに出かけると風がぴゅーぴゅーと吹いていることに「かぜ、いっぱい!」「おとがする!」と興味津々の様子です。ビニール袋とひもを使って凧を作ると、風になびいて揺れる様子をじっくりと見つめてみたり「おさんぽ!」「まてまてする!」と凧をぎゅっと握って走ります。凧が自分と一緒についてくることに満面の笑顔を浮かべていますよ。
園庭で遊ぶのが楽しく、気になるところへどんどん探索に出かけていきますよ。最近は、ハウスの中やすべり台の下が気になるようで、中に入っては「おー!」「あーあー」と声をあげ"ここにいるよー!"と保育士や友だちに伝えます。保育士が「おーい」と手を振り返したり、「ごはん作ってるのー?」と声をかけると"うん!うん!"とうなづいて、また遊びはじめます。自分のしていることに気づいてくれているという安心感からまた夢中になってあそぶ姿が頼もしく、そして微笑ましく思います。また、探索中に友だちを見つけると「んー!(いたー!)」と嬉しそうに笑う姿もあり、クラスの友だちにも安心感を感じている子どもたちです。
のりものに見立て椅子をたくさん並べている子をみて、”おもしろそう”と同じように並べると、外から帰ってきた子も「ただいま~」と座り、どんどんお客さんが増えていきます「♪バスに乗ってゆられてる」と歌いながら体を揺らし、友だちと体が触れることが面白く笑い声も広がっていきます。ろくぼくや積み木でも、友だちと関わりながら楽しんでいますよ。
今日は朝から雪が降り、寒い一日となりましたね。
部屋の窓から雪が降っているのを見つけ「ゆきふってるよ~」と友だちとやり取りする姿や、「おそといきたーい!」と駆け出していく姿もありました。
園庭では、真っ白な雪が上から降ってくる様子を見て両手を合わせ差し出すと「のったよ~」「わ~つめた~い」と雪の冷たさを感じながらも嬉しそうに伝えたり、「まてまて~」と雪を追いかけて楽しんでいました。
部屋では、一本橋をステージに見立てて、一人ひとり好きな歌や踊りを披露し、一人では恥ずかしいけれど友だちと一緒だと元気いっぱいリズムに乗る姿が見られましたよ♪
「〇〇ちゃんいっしょにごはんつくろ~!」「〇〇くんおそといこ!」と友だちを誘う姿が増え、かくれんぼをしたり、お弁当を広げてピクニックなどそれぞれ好きな遊びを友だちと楽しみます。積み木でおうちを作り始め、「みて~」と高く積んだ友だちの積み木を見て、「ぼくも!」とお互いに積み木を持ちみんなでのせ積み上げていきます。崩れてしまっても「もういっかい」と繰り返し遊びます。
“楽しいな”と感じる遊びを“友だちと一緒にしたい”と誘い合うようになり、同じ楽しさを感じあえるようになってきたからこそ、より遊びも楽しく夢中になる子どもたちです。